6月10日には岡山県も梅雨に入り、雨の多い時節となりました。あの7月豪雨災害から2年になろうとしています。もう2年、まだ2年…。真備地区などでは、今でも強い雨の音がすると怖くて眠れないという小・中学生がいると聞きます。ケガは時間が経てばよくなる場合が多いけど、心の傷は簡単にはいかなくて、時間が経つほどひどくなることもあるようです。そして、心を元気にするには、人の心の温かさに触れることが一番効果のあることだと言われます。これを「人薬」と言う人もいます。挨拶一つにしたって、気持ちのよい明るい声かけが、相手や周りの人をどれだけ元気にしてくれることか。「おはよう」と言って「おはよう」と返ってくる、相手からの反応があることがどんなにうれしいことか。たとえ相手が人ではなくて、オウムやネコ、ロボットだって、反応が返ってきてうれしかった経験はありませんか…(ちなみに、去年みんなで行った池田動物園にはとてもおしゃべりでよく話を聞いてくれるオウムがいました)。みんなが頑張っている英語の勉強も、この相手に伝わる、相手の言っていることが分かる、相手の人とつながれた、という喜びを求めているのかなと思います。国語の古典で昔の人が書いたこと考えたことを勉強することによって、その当時の人たちと私たちがつながれる。書物を通して、はるかな時間を超えたり行ったことのない場所に旅したりするような、そんな感覚や経験。世の中で一番広い世界はあなたの頭の中、何だって想像できるしどこへだって行けるし、とも言われます。今、私たちは何のために勉強しているのだろうか?学ぶことの意味や目的をそれぞれに考えてみることはとても大切なことだと思います。そして、その意味や目的が見えたのなら、自分なりに納得できたのなら、勉強ということに対する取り組みをより深くできるだろうと考えています。
決して過去には戻れないけれど、中学生の時にもっとこんなことを考えることができていたら、今の自分は違っていただろうと思う今日この頃です…。新型コロナウイルス感染症に関係しての誹謗中傷、アメリカでの人種差別に関わる事件など、みんなが深く考えなければならない悲しい出来事もたくさんあります。色々あったこの1学期もあと1カ月。さあ、明日や未来は全てこれからですね。
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| 学校ではムラサキツユクサが花盛りです。 |
